Singer 結-yuu の脳内告白


by swingyuu
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カテゴリ:日常( 58 )


私は持病をもっているようです。
すぐに死ぬわけでは無いですが、爆弾を抱えたまま生きていると言えばいいでしょうか。

数年前から、見覚えのない痣が体のアチコチにできたり、とんでもない発熱したり、急に動けないほどしんどくなったり。
今、思い返すと、なるほどな。と思えます。

その病気を知ったのは、去年の7月のことでした。

それから以降も、二ヶ月に一度位のペースで40℃ちかく発熱したり、身体中が痛かったり、食べれなくなったり。

と、山あり谷ありの日々を過ごしています。

息子は小さいときから、聞き分けのいい子でした。
優しくて、まっすぐで。

そのぶん、私はとても心配していました。

私の為にいい子でいなくちゃならないと、自分を押し殺してるんじゃないだろうかと。

卒園式、小学校卒業式、中学校卒業式、毎回息子に手紙を書いて手渡してきた。

その年齢によって、書くことは違っても、息子を産むまでの心の葛藤。

産まれてくるまでの様子や周りの気持ち。
お産の時の話。

私にとってどれほどあなたの存在が誇らしく、また、私を強くしてくれたか。

結局二人でいきることになった事への謝罪、それでも守り抜くと言う決意。

そして、いい子でいなくていい。
自分の気持ちを閉じこめなくていい。
どんなあなただろうと、私の愛と誇りはかわらない。と。

沢山の想いを伝えてきた。
その手紙について、息子から何かを言われたことは一度もないけど、自分の部屋の小さい箱に、きちんとなおされてあった。

ここには書けない事情も多々あり、私達は頼れる身内がいない。
いても頼ろうとも思わないが。

思い返すと号泣してしまいそうな出来事を、いつも二人で超えてきた。

越えようと必死にもがく私を、息子がまっすぐに見つめてくれ、その瞳に救われて乗り越えてきた。という感じ。

今回の旅ネタの中に、もしかしたら、ん~な、おおげさなっ!とか、マザコン?とか、思った方もいたかと思う。

自分の人生を丸裸にするつもりはないので書きませんが、お互いの大切さを知り尽くしてきた二人の歴史が、こういう親子関係を築いたのだと思います。

今回の旅で私は息子の背中ばかり見ていたような気がする。

言葉にしなくても、瞳をのぞかなくても、背中を見ればわかる。

何を想い、何を感じてるのか。
その背中を見つめながら、どうか素敵な恋をして、私にかわる一番の理解者という伴侶を得て、幸せになってほしい。
と、願うばかり。

だって私はあなたの人生の途中でいなくなる人間だから。

このシリーズのサブタイトル
~君が君であるために~

語弊があるかもしれないが、私から解放してやりたかった。
まだ漢字の読み書きも出来ないころから、私を気遣い、だだをこねたことが一度もない。

人並みに親子喧嘩もするし、殴ったこともある。(私が)

でも、心の奥では、彼の優しさは十分すぎるほどにわかってる。

苦しくもあったけど、息子の存在のおかげで私は生きてこれたと言っても決して過言ではない。

もう十分、息子の気遣いはいただいた。
だから、今度は自分の夢に向かって、誰に遠慮をすることなく、自分の人生を精一杯生きてほしい。

見知らぬ土地で、大自然に囲まれて、彼が知らず知らずに封印してきた、《己》というものを奮い立たせてほしかった。

だから、鎮痛剤をのんでジャングルトレッキングにもいったし、干潟の沼にはまっても、息子の思いを遂げてやりたかった。

この旅で見せた息子の色んな表情。
ハッとするほど大人びて見えたり、こんな笑顔したことあったかな?って位に無邪気であったり。
彼が彼であった瞬間なのだろう。

帰りの飛行機の中、
つかれたぁ?
と聞く息子。

あんたが私と同じ年になって、この体力で、あの方向音痴のおかんが、ひとりで俺を石垣に連れてって、こんなことしよったんやなぁ~

って思い出してくれたら、それでいい。まっだまだ先やなぁ~

と笑う私の声を聞いて、黙った息子は目を伏せた。

閉じたまぶたに涙が滲んでる。
見ない振りして、雑誌を広げた。

彼はいま、教師になるという夢に向かって走り出した。

毎朝、スーツ姿でチャリンコをぶっとばす。
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そんな息子を一日でも長く見続けていられるよう、私は私の病に抗い続ける。

先日、徹夜続きで音と向き合い疲れ果てた私。
ライブ、スタジオ、しごと、打ち合わせ、製作。

ふと気づくと、家の中がとっちらかってる。
たまった洗い物、洗濯物、息子が自炊したあと。

ひどい罪悪感にさいなまれ母親失格だと泣きそうになりながら、

あたし、どないしたいい?何がしたいんやろう。ごめんなぁごめんなぁ。

肩を落とす私に

今まで必死でやってきたんやん。忙しくなってきたんやろ。これからやん、ここで投げたら嘘やで。

と肩を叩いてくれた。


この二人旅は、新たな親子のあり方の出発であり、それぞれの出発である。

この先何か辛い事があったとき、自然の中に生かされてる自分の使命を思い出してくれればいいなと思います。

最後に、この楽曲でこのシリーズを〆たいと思います。

母心を歌った沖縄の名曲です。

童神~わらびがみ~←クリック 結-yuu

ミヤギマモルさんが歌う
童神~うちなーぐち)←クリック

神様
息子に出会わせてくれてありがとう。

最後までお付き合い下さった皆さん、ありがとうございました。


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by swingyuu | 2013-04-23 17:39 | 日常
やいま村を後にして、財布の中から1枚の名刺を取り出す。
住所をナビにセットして向かうは

「やいま食堂」

出会いは、ひょんな事でした。

3月24日
大阪海さくらのイベントでスペシャルゲストとして出演されたミヤギマモルさん。

イベント主催者の方から、石垣島のシンガーソングライターだよ。
と紹介された。

私がこの旅に出る2日前のことだった。
息子の新たな人生の歩みの肥やしになればと、計画したこの旅。

偉大な自然の力強さと優しさを教えてやりたくて、行き先は石垣島にした。

そしたら、そのすぐ後に、海さくらさんのイベント出演の話が来た。(海を綺麗にする環境保護団体さん)
そのイベントでミヤギさんと出会った。

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イベントの最後には私の大好きな『花』で競演することも出来た。

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シャイな?私は楽屋でご一緒するも、あまり話せずにいたのだけれど
言葉少ないミヤギさんが一枚の名刺を下さった。

「石垣に来たらおいでよ」と。

これも何かのご縁なのかな~・・と不思議におもいつつ・・

そう、この旅の最後はこの名刺を握っていた。

ミヤギさんの経営される八重山そば専門店

「やいま食堂」

私と息子は石垣最後の遅めの昼食をとることにした。

日にちも時間も告げてない。
「いてはるんかなぁ・・・」

不安げに暖簾をくぐると
どこからか見えてたのだろうか?

「ありがとね~!」
と暖かい笑顔で出迎えてくださった。

ちゃんと覚えててくださってる・・嬉しいー!

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全席座敷にテーブルで、この季節扉という扉を全開にしていて、ゆっくりと扇風機が回ってる。
気持ちいい。
田舎というものがない私たち親子にとって、とても気持ちのいい空間だった。

知らない土地に訪ねて行ける人がいる。
山を越えて海を越えて、会える人がいる。
待ってて下さった人がいる。

嬉しいよねぇ。

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私たち親子は、この席を陣取り
私は八重そば
息子は八重そばと じゅうしー(こちらでいう炊き込みご飯)を注文。

もともと、三味線が鳴り響き、民謡を歌いながら育ってきたから、三線がやたらと気にかかる。
私が沖縄の音楽に惹かれるのは、それも大いにあるのかもしれない。

おそばがくるまで、楽器をガン見。

お世辞でも、下心も何にもないよ。
美味しい!!

石垣に来てから色んなとこで、そば食べたけど一番美味しい。
家庭の味って、こういう事なんやろうか・・・

って息子と言いながら食す。
お腹が減っててガッツイテしまって、肝心のおそばの写真がないのだけれど。

息子が
「これもたべてみ、おいしいーで」
とくれた じゅうしー。

まさに、ジューシーでした。
ここでもあまり話せずにいたのだけど、前よりかはずっとお話も出来て。
食事が終わる頃、ス~っとアイスコーヒーが運ばれてきて・・・

ありがとうございます。

そして私たちは空港へ戻るため、店を後にするのだけれど
ミヤギさんがお店の外まで送ってくださって息子にこうおっしゃった。

「卒業したら、またおいでよ。今度は一人でおいでよ」

と。

ミヤギさんにとって、その言葉は何気ない言葉だったのかも知れないが
私には立派な男になれよ。
と聞こえた。
お母さんを守れる男になれよ。
と。

息子は息子で
一人前になってもう一回こい。
そう言われたような気でいたみたい。

いずれにしても私たちは、石垣島に行くと帰れる場所ができた。
そう、勝手に思い込んでいる。

そして空港に向う。
飛行機を待つ時間、誰にもお土産は買わないで
息子と私の記念として自分たちにだけお土産を買おう。と決めた。

これから始まる新しい人生。
辛くなったら、この旅を思い出そう。
この島で笑ったように、笑顔でいよう。
この島でもらった勇気を絆を思い出そう。

だから、これ。
息子の部屋の窓に。
ここから朝陽がさしこむ。
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私の部屋にはこれ。
ここからも朝陽がさしこみます。
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これからどんどん二人は離れていくけど
お互いにどんな時も見つめているよ。
いつも心は、根底は一緒だよ。
ふたりぼっちでも死ぬまで親子だよ。

だから、これ。
毎日の生活に寄り添ったもの。

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そして、2人がとっても気に入って購入したもの。

教訓腹八分茶碗。

こうしてみたら普通の湯飲みでしょ?

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でも中を見るとこうなってる。

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この湯のみ、八分目以下で使うと普通に使えるのだけど
それ以上注ぐと、全てもれてなくなってしまう。

欲張りすぎると全てを失いますよ。
という戒めの湯のみ。

230年ほど前から石垣島の宮良殿内に伝わっていたものを再現したものらしい。
二人の生き方にぴったり^^

そんな自分たちへのお土産を携えて、大阪行きの飛行機に搭乗した。
機内の音楽チャンネルにはミヤギさんの楽曲が流れている。

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それを聞きながら南の島を後にした。
胸が一杯になる。


飛行機の中で息子が涙するのですが、その話はまた次回に。


その後、大阪に帰ってきて、またミヤギさんとお会いすることになるのだけれど、
その別れ際

「いつかまたどこかで」
とミヤギさんがおっしゃった。

私は笑顔で答えた。
「また、石垣島で」
と。

結局この1ヶ月で3回お会いしたことになる。
凄くない?

私達には、石垣にいくと「やいま食堂」がある。
笑顔で迎えてくれる気さくなそば屋のお兄さんであり、素敵なミュージシャンのミヤギマモルさんがいる。

石垣に行ったら是非たずねてください。
味は保障します!

不思議な流れの不思議なご縁。
ありがとう。海さくら
ありがとう。音楽
ありがとう。息子
ありがとう。沖縄

これからも私の中で
大切に。大切に。

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なんやろか?このむくみまくった感じ(笑)

あとがきへ つづく・・
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by swingyuu | 2013-04-23 03:51 | 日常
唐人墓地を後にし、私たちは『やいま村』へ立ち寄った。

あまり時間がなかったので駆け足で中を回ったのだけれど、とても楽しい時間だった。

最後にして、初めて観光らしい・・というか。

八重山諸島の昔の暮らしぶりが垣間見れる。

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海人の家。

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昔のキッチン。

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八重山の祭事。

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そういえばね、

私が物心着いたときからず~~~~っと我が家にある置物がある。
4度の引越しをしたけれど、どこに行くにも、いつも父が一番に梱包し引っ越し先へと持ってきた置物。
そしていつも、必ず家の特等席に置かれている。

唐草模様の、獅子?のような、シーサーのような?

つい最近、母に聞いたことがある。

『それ、ずーーーーっとおるけど、なんなん?獅子?何?』

(わからへんねん。いつどうやって、我が家にきたんかもわかれへんねん。せやけど、お父さん(父)が大事にしてたから、なんかついつい、こうして置いてしまうねん)と。

ここで、見つけたのだ!
なにげに息子のむこうに座る置物。

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これ!

まさに、これの色違い!!!
もっと深い色味で、大きな玉に足をのっけてる。
何十年の謎が解けた瞬間。
やっぱりシーサーやったんや。

どうやって我が家にやってきたのか、ますます気になる・・・

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サンシンとバンジョー。
沖縄音楽にはかかせない楽器。

サンシンの音色というのは、とても陽気でとても切ない。
それは、沖縄の海と一緒。
とても美しいのだけど、とても憂いを秘めている気がしてならない。
そこが、魂に響くのだけど。

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キュートな男の子が笑顔を見せてくれました。

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この色合いがとてもスキ。
特に黄色い方は、私のステージ衣装に随分影響を与えてる。
この、カラー多いねんなぁ・・・

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眠そうな水牛・・
心なしか顔が濃い(笑

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交通事故で翼が折れ、保護されたカンムリワシ。

日本では確認されていなかったが、1981年西表島でみつかり八重山諸島での繁殖が確認されたらしい。

絶滅危惧種である。

今回の旅で、石垣とかげやシオマネキなども見かけたけれど、どちらも絶滅危惧種。

そういえば、

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こちら、西表山猫。

西表ではとてもポピュラーなものかと思っていたけれど、現在西表島で100頭ほどしか確認されておらず、
あちこちに

西表山猫の足跡や、糞を見かけたら連絡を!

って書いた看板があってびっくりした。
こんな大自然が残る島でも、どんどん動物が減ってるんやね・・・

やいま村にもマングローブが見れる場所があって、あの浦内川の光景を思い出しながら駆け足で見て回る。


このあたりで、ようやく陽がさしはじめ、南の島っぽい気候になってきた。

「晴れてきたなぁ」

オソイワ・・息子の嘆き・・

なぁ、モンキーガーデンいこや

息子の声に振り返ると、鉄の扉が中途半端に開いている。(いいんか、これで?)

どうやら、この中にリスザルがいるらしい。

中に入るとガチャガチャみたいなのでエサを買える。

なるほど。奈良の鹿せんべいみたいなもんやな・・

とか思いつつ、1カプセル購入。

しかし、相手はサル。

鹿よりはるかに賢く、すばやかった。

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カプセルを開ける音と共に、どこからともなく現れたサルにいきなり先制パンチをくらう息子(笑

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おとなしく寄ってきたサルに、オイデオイデしてたら、あっと言う間にこんなことに・・・

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地面に置いたカバンに群がるサル。

アカンってー!

そういいながらカバンから追い払ったのもつかの間

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鍵のかけたポケットに手を忍び込ます賢さ・・

脱帽・・・(笑

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いったい何匹のサルがおったんやろう?

地面に落ちてる葉っぱを起用に両手で広げては、中に何か入ってないか確認する仕草。

愛らしい^^

とりあえずサルだらけ。

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ふいに重みを感じたら、サル乗ってます(爆

さ~、そろそろ行こうか。とモンキーガーデンの出口に近づくと

どこからともなく現れたおばチャンたちが

「もう、いらんわ」

そう言って、エサの入ってるカプセルを出口付近に放り投げた。
4人一斉に・・・

私と息子の目が合った。

「関西弁やんけ。おばはーーーーん!!」

そう言いながらマナーの最悪なおばチャンのお片づけをする息子。

おばはん、18の息子より道徳おまへんで。

この旅で初めてイラっときた瞬間でした。

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ありがとう。

やいま。

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一礼して、ココを後にする。

そして私たちは、偶然の出会いが引き寄せた、とある方を訪ねることにしたのです。

つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-18 02:30 | 日常
川平湾を後にした私たちは、唐人墓地を訪れた。

本州に住むほとんどの人が知らない歴史だと思う。

私は1つ前のエントリーでも書いたように、沖縄の歴史について色々調べたことがあったので、石垣島に来たら絶対に行こうと思っていた場所のひとつ。

唐人墓地についてはココをクリックしてください。

あえてどうのこうのと、個人的感想はここには書きませんが、何故私たちが学校の授業で、この事実を教えられてこなかったのかがわからない・・・

ここでも息子と色んな話をしながら、その不思議な空間に心を漂わせた。

以前、ブログにも書いた事があるけれど、私の叔父はグァム島で戦死した。

私が小さい頃、うちの仏壇に小さな写真立てがあった。
軍服をきて、馬に乗ってる男の人の写真が入ってあった。

それが父の兄で、戦死した。と言うことを知ったのは、私が16歳のときだったように記憶している。

一度だけ、父に、その叔父の話を聞いたことがある。
歳の離れた兄に赤紙が来たときは、父はまったく何が起こってるのかわからなかったと言う。

戦場で亡くなった。という知らせだけが届き、骨は勿論、遺品ひとつも返ってこなかったという。
父方の祖父母は、私が幼い頃に立て続けに亡くなっており、実際にそのときの話を聞くことなど出来なかったが、

いま、子を持つ母として、それがどれほど辛かったかと思うと、鼓動が速くなる。
我が子を戦場へ送り出す時の気持ち、亡くなったと知らされたときの気持ち。

大好きなお兄ちゃんが、ある日突然海を渡り、此の世から居なくなってしまった弟や妹の悲しみ。

私の母には歳の離れた弟がいる。
母は4人兄弟の上から二番目。
母の下の妹が生まれて、母の父は戦争へ行った。

この時の話は、母方の祖母に聞いたことがある。
もう二度と会えないと思った。
祖父が戦場へ行く日まで、泣いて泣いて途方に暮れた。
それでも、よく見るドラマや映画のごとく、祖父が旅立つときには二人の子供の手をひいて、一人を背中におんぶして、笑顔で手を振った。涙をながしなから・・そういう時代だった。。と。

生きて帰ってきたときは、一生この人のそばをはなれまい。と思ったと。
そして、歳の離れた弟が出来た。

祖父は生前、肩にある銃で撃たれた傷を見せてくれたことがあった。
戦争の話を聞いても、哀しそうに、切なそうに、目を伏せるだけだった。

ここに書いた話は、いずれも私が話して欲しいと言ったから教えてくれたもので、
父も、母方の祖父母も、自分からは何も話してくれなかった。

戦争を知らない子供たちが増えていくのは、怖いことである。
だから、私はせめて息子にはきちんと自分たちと同じ血が流れてる肉親が、戦争を経験し、亡くなったという事実を伝えたかった。


常々思うのだけれど8月になるとよく放送される、戦争物のドラマやドキュメントに疑問を感じる。

どうして8月だけなんだ?と。

より深いドキュメントになると深夜にしか放送しない。

何でやねん!と。

暗い話になってしまったが、私の叔父も、グァムのどこかに眠っているのだろうか?

誰かの手によって、祭られていればいいな・・と。

そんな想いで唐人墓地を見つめてた。

さすがにお墓を写真に収めるのは不謹慎だと思ったので、画像を拾いました。

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こんな感じです。

今回のエントリーは他の記事と一緒にしたくないので、ここで〆ます。

LOVE&PEACE
War is never needed!

読んでくださってありがとう。
つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-18 02:29 | 日常
結局睡眠もそこそこに、早々と朝食をすませ名残惜しいまま、ホテルをチェックアウト。
この日は日本絶景百選にも選ばれている川平湾(かびらわん)へ。

天気は曇り。
それでも、この数日の中で一番暑かったような・・

ピーカンなら、それこそ絶景だったのだろうが、何度も何度も写真で見てきたこの景色。
曇り空でも息をのむ美しさ。

生い茂る木々を掻き分け、浜辺へ降りたときに目に飛び込んできたその景色は、それこそ、言葉にできない。

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無言のまま、浜辺に立つ二人。

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この透明度。

ナマコが、こんなに綺麗に見える。
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グラスボートの中からみたジャガイモ珊瑚。

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魚もいっぱい。

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珊瑚もいっぱい。

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グラスボートを降りて浜辺を歩く。

何もかもが、この海と溶け合うようなそんな感じ。

お昼寝中のニャンコ。

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どんなに近づいても、ビクともしない。
ここでは、ニャンコもゆっくり生きてるみたい^^

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浜辺の後ろには小さな社?

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真っ白な砂浜は、さすがの曇り空でもまぶしいほど。

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景色をバックに一生懸命、息子と二人のショットを自撮りしてたら、外人さんが声をかけてきた。

とってあげましょう。って。

びっくりするほど仲良しショットが撮れた。
いつもカメラをむけると顔を横向ける息子が私と肩を組んで笑顔でピースしてる。
なんか、嬉しかったな・・
きっと、本来の息子はこうなんやな・・って。

ここには乗せないけど(笑

一緒に食べたマンゴーアイス。
美味しかったよ。
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私が初めて沖縄本島に来たのが、息子と同じ18歳の時。

観光気分全開で、タクシーのおいちゃんに色々案内してもらった。

ひめ百合の塔

を見学後、タクシーに戻ると

タクシーのおいちゃんは、どこから出したのか、割り箸の紙袋に

何か俳句を書いて私に渡した。

「ん?」

首をひねる私に、

『ココには沢山の犠牲者がいるんですよ。それもまた、沖縄なんですよ。』

と。

俳句の内容は、アメリカ兵に追い込まれ自殺した女の子の気持ちを読んだものだった。

その旅行から帰って、ひめ百合部隊の話や、沖縄が戦争でどれほど本土の犠牲になったのか・・

勉強した。

そういえば、街のあちこちに、オスプレイ撤退!ののぼりがあったなぁ。。

だから、私は今回、あまりキャピキャピした旅を企画しなかった。

息子が知らない歴史を教えないといけない。

そう、石垣島の歴史にとって大切な場所。

そこへ向かう為に、、そろそろ移動しなくちゃ。

いつまでも、いつまでもここに居たかったけど、心の中で

『また、くるよ』

と呟いて

浜辺に残したメッセージ。

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世界人類が愛で包まれ平和でありますように・・・

刻んだよ。

心にも。砂浜にも。


つづく・・・

ちなみに晴れた日の川平湾は、こんなんです。

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by swingyuu | 2013-04-16 22:36 | 日常
石垣島の大原港にたどり着いたのは、午後6時45分頃。
天候に恵まれていれば美しいサンセットが見えたのだそうだが、この生憎の天候では見えなかった。
でも、大自然に触れて、心はなんとも穏やかで何の雑音も耳に入ってこないような、そんな感じ。


港からホテルへ帰る道すがら、島で一番大きいであろうと思われるスーパーへ。
島の人々の食材を知るには、もってこいだと思ったから。

鮮魚コーナーにはカラフルな魚が並び、八重そばやお出汁。
琉球王朝で出されていたと言われる料理のパックになったもの。
海ぶどうや、海藻、豆腐よう。等。

こちらのスーパーではお目にかかれないものが一杯。
見てるだけでも楽しかったのだけど、どうしても食べてみたいものがあった。

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小腹のすいた私達には、とっても美味しそうに見えた。

お買い上げ♪

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車の中で二人で一尾をわけわけ。
おいし~♪

後で調べてわかったのだけど、こちらでは「たかさご」と呼ばれる魚。
沖縄ではこの「グルクンのから揚げ」はとってもポピュラーな食べ物だそうだ。

わざと遠回りをしながら、あちこちのポイントから海を眺める。

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話は前後するが、初日の鍾乳洞、ティンガーラクルージング、今日の高速船2日間乗り放題、浦内川遊覧船+ジャングルトレッキング、ホテルでの夕食、明日のオプションなど、全て500円でつけたオプション。

びっくりでしょ?
現地でひとつひとつ、これらを行えば、安いものでも一人1800円~で高いものになれば8000円は下らない。

この旅を企画するにあたって、私の下調べはハンパ無かった。
豪勢な旅も、お金がありゃそれはそれで楽しいものだろうが、私的には、息子に色んな事を教えたい。
そんな趣旨から、お金で片付けるのが嫌だった。

だから、探して探して探しまくって、この旅を企画した。
ぶっちゃけ、島に滞在中初日の焼肉入れても1万円程も使ってない。
ここが、今回息子に誇れるとこでもあった。

息子は、欲しいものを欲しい。と言わない。
私に金銭的な負担をかけるのが大嫌い。

そんな息子が私に気兼ねなく、楽しんでもらえる旅を。
これが、今回のテーマだった。

で、この日のホテルでの500円ディナー。
はっきり言って期待はしてなかった。
何処に行ったってホテルの食事なんぞ、高いに決まってる。

そんなとこでの500円ディナー。
案内され、席に着くと、お品書きが書かれた紙が出てきた。

「洋風前菜 肉料理 酢の物 御飯 汁物 香物」

ふ~ん・・

食事を待ってる間にお手洗いに立った私。
席に戻ると1プレートが運ばれてきてた。

サラダ、酢の物、生ハム

・・・・・・


たしかに、前菜と、肉と、酢の物や・・
これにゴハンと漬物やで・・・

息子と固まる。

でもでもよ、今まで、うそ~~!!これで500円????ってなお得感バリバリやったのに、ここにきて、それはないんちゃう?

いや・・だって、500円やで・・・

んな、訳ないやろ・・

親子のひそひそ話は続く。

ま、こんな事もあってもええんちゃう^^

と笑いながら、別メニューを追加オーダーすることにした。

本場のゴーヤチャンプルーと、ラフティー(豚肉の煮込み)

で、ゴハンも持ってきてください。

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と頼み、お腹も膨れかけてきた頃、

お待たせいたしました。メインの石垣牛でございます。

一瞬、他のテーブルと間違ってはるんやろうと、店員さんの顔をじ~と見る私たち。

しかし、店員さんはテーブル番号を確認し笑顔で、そのプレートを置いていった。

エーーーーっ!マヂかぁ?

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なぁ。今までの500円考えたら、そらそうやん・・息子が呟く。

そらそやけど、今までのオプションはここのホテルと関係ないもん。だから全部ガイドもおらんかったやろ?ホテルがこんなサービスするか?・・と私。

その後

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沖縄もずく酢と、八重そば、ご飯とお漬物が運ばれてきて、テーブルの上は、大宴会(笑

時々食事の手を止め息子と

テーブルに何気に置かれた沖縄の歌の歌詞に魅入る。

どっちも大好きな楽曲だ。

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は~は~言いながら何とか完食!!
そこへタンカンのアイスクリームがドーン!

すんごいボリュームでした。

お腹一杯になった二人は、部屋へ帰り、明日の予定を計画。
今夜も早めに就寝して、明日は早くチェックアウトし、ぎりぎりまで石垣を満喫しようと決定。

したにも関わらず・・・

お風呂上り、夜の海を散歩。
ホテルのライティングも消え、ただ繰り返す波の音を二人聞いてた。

そろそろ、部屋にあがろうか?という私に

まだ。

とだけ応える息子。

何を考えてるんやろう。
飽きることなく海を見つめてる。

何考えてるん?
と聞いてみた。

「ん。。
何って訳でもないけど、たぶん一日中こうしてられる。」

そうかぁ。今回ここに来て見てどんな気持ち?明日もあるけど、とりあえず今までで何が一番印象に残ってる?

「・・・
言葉にできへん」

その言葉を聴いたとき、彼の感受性の豊かさを改めて感じた。

私はDock of The Bayを唄いだす。

息子が耳を傾ける。

「それ、なんなん?」

いまのあんたが言うたことみたいな歌やで。

「ええ歌やなぁ」

そやろ♪

繰り返し、繰り返し口づさむメロディー。
潮風が遠くへ運んでくれる。
なんて素敵な夜だろう・・・

ただ、君がそばにいる。
この世で一番大切な命がそばにある。
涙が溢れそうになる・・
ヤバイ・・

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潮が引いた浜辺にはアーサが一杯。

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つかんで息子に放り投げる。

風呂上りに何すんねんな!

と本気で怒ってはりました。

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ハハハ。

そうでもせんと、母は泣いちゃいそうなんだよ・・

つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-11 20:54 | 日常
バスの停留所の前に、いかにも時間つぶしていきなさいな。的なカフェがポツンとある。
だけど、野生化した二人は、もうとまらない。

辺りを散策して1時間半を潰すことにした。

浦内川の船着場の向こうに赤い橋が見える。(わかるかな?写真中央、真横に延びてる橋)

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この向こうが干潟になってる。
最初は川のほとりで、カニやら魚やら見てたんだけど
なかなか面白いものを発見。

砂の中からニョキっと出てる、これはいったいなんやろか?

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川のほとりをウロウロしていて気がついた!

↑のがこうなって

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こうなって

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こうなって

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・・・・

って事はよ・・・

マングローブじゃん!!

へ~~~~。マングローブってこんなんから、あんなんなるんや!(めっちゃアバウトな表現)って二人で大興奮。

ここで、息子、どうしても赤橋の向こうに見える干潟に渡りたい!!と言い出した。
私たちが今いる場所から、少し離れた、さも危険そうな場所に、沼地と沼地に挟まれた小さな水の流れがある。

その水の流れを飛び越えないと、干潟へは行けない。
無謀にも足を踏み出そうとする息子。

やめとき!って言いたいところだが、きっと男なら冒険するだろう。
そんな冒険を、私はさせてやった事があったかな?

こぶしぐらいの石を拾ってきて、

「この石をあの沼地に投げて、石がずっしり沈んだら、無理な」

そう言って、石を投げた。

ズ・・・

なんとも言えん音がして石は姿が見えぬほど土にめり込んだ。

息子の尋常じゃない目の輝きが私を駆り立てる。

「よっしゃ。靴と靴下脱ぎ。あたしが先にこの水の中に入るから、あたしに捕まって飛び込んでおいで。」

一緒に靴と靴下を脱ぎ、ズボンの裾を捲くりあげ、沼地を飛び越えて水へ入った。

そこから手を差し伸べ、息子を引っ張りこんだ。

ハゼや魚が足元を誘導してくれる。

そして反対側の沼地がどんなもんなのか・・・

片足を突っ込んだら、膝までハマって大慌て!

息子に引っこ抜いてもらって、お互いに引き合って、沼地を脱出。

無事に干潟にたどり着きました♪

まずは、川の水でジャブジャブと膝の泥をおとします。

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足をつつきにくる魚さん。
こんにちは^^

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あんなに苦労してやったきた干潟。
よくよく見たら、カニだらけ!!!

むやみに歩いちゃカニを踏み潰すはめに・・
何より、おびただしい数のカニ!
怖い(><)
えらいこっちゃ~~~~!!

で必死でカニから逃げる(笑
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また同じように、ひと苦労もふた苦労もかけて元いた場所に戻る。
キャッキャ、キャッキャと笑いながら。。。

川の側には無数の穴があいている。
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干潟にいたカニとはまた違うカニがいる。
片方の爪だけが異常に大きい シオマネキ というカニ。

息子は小さい頃から海の生物が大好きで、深海魚から両生類や爬虫類まで、図鑑を持っている。
中学生までの夢は 『漁師』

やたらに生物に詳しいのである。

バスが来るまでの間、時間を惜しむように、 シオマネキの撮影に夢中になる。

そんな息子を、心地よい疲れに酔いながら眺める至福の時間。
こんなに無邪気な表情をする息子を、今まで見たことがあったろうか・・・
胸の奥が愛しさで満たされていく。

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右に左にきょろきょろしながら、シオマネキのシャッターチャンスをうかがう。
(爪は時々出すのだけれど、少しでもこちらが動くと土の中の振動が伝わって隠れてしまう、非常に敏感な生き物)

「もう、バスくるよ~」

その声に、やむ終えず、砂ごと救い上げた写真がこれ(笑

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白いのが爪。
あんなに姿を見ようと粘ったのに、カニだけをすくい上げない息子の優しさに笑顔がもれる。

そしてまた、バスに1時間揺られて港へ向かう。

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バスの運転手さんが、「おしっこ」と言って、とまった場所。
素敵過ぎる(笑

港へついて、船が来るまで40分待ち。
海を眺めて息子と語らう。

男に見えたり、幼く見えたり。
とっても不思議な、それでいてやっぱり、今の時期しか味わえない貴重な時間でした。

干潟で泥まみれになって、追いかけあいしたあの時間は母の一生の宝物です。

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つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-04 23:42 | 日常
大きな木が早速二人を歓迎してくれた。
実は、この旅の二日前から少し前に痛めた靭帯の故障が疼きだし、初日の鍾乳洞の上り下りも必死だったのだが、この日は限界をとっくに通り越してた感じ。

ぎゅうぎゅうに膨らませた風船に、割れる寸前まで圧をかけたような感じで、膝に激痛が走る。

・・・・

でも、そんな事は言わない。

「わからん。できへん」
は封印した旅だから。弱音は吐くまい!

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さー。いくでー!

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南国の花々が色鮮やかに咲いている。

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さすがは男。
イキイキとしてる息子の背中が見て取れる。

立派な『ガ』になれよ~。(虫画像注意)と、声をかけつつ




間あけときます。










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ぬかるんだ山道を登ったり、下ったりしながら一つ目の滝発見。

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カンピレーの滝
そんなに大きくは無いけど、気持ちいい。

目が緑になれてくると、小さな生き物が見えてくる。

わかるかな?(爬虫類注意!)












さらに間あけときます。






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(ちっちゃいトカゲ)

なんと珍しい石垣トカゲにも遭遇。

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(ラッキー)

余計な情報ですが、私はカエルとトカゲとイモリとヤモリが死ぬほど嫌いで、近寄ることはおろか、よう直視しません。でも、こんな環境にいたら、(お!トケゲちゃん!ご機嫌さん!!)とか言えてしまう自分に驚いた。
結構近いよ。このカメラとの距離。

こんな鮮やかな木の実も落ちてた。
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姿は見えないけど、ず~っと聞いた事のない鳥の鳴き声が山に響いてた。

歩き続けてやっと、マリュドゥの滝まで。

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(日本の滝100選にはいってます。また、神の滝と言われ強烈なパワースポットでもあるそうです)

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この滝はこれ以上近づけないため、ここがポイントになっているのだけど、そのマイナスイオンの噴出しっぷりっちゃ~ハンパない!

でも、もっとこの滝に近づきたい息子は、山道を奥へ奥へ歩いていく。
ある程度先へ行き、命の危険を感じたので、引き返すことに。

行きも帰りも休憩なしのノンストップで2時間。
降ろされた船着場に来たときには、私のジャケットのボタンが弾け飛んで行方不明。
いつ、飛んでいったんやろう??

船が戻ってこないので(笑)しばし、船着場で和む。

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このまま取り残されるかと思ったけど、無事に船が到着。

このトレッキング。
気がつけば私より先に歩いてた息子が、いつの間にやら私の後ろを歩いてた。
私の足の異変に気がついていて、私のペースで歩いてくれたみたい。

マングローブを見渡しながら一休み。

帰りの船の中で、『明日歩かれへんようになったらどうすんの?』と膝をさすってくれた。

勿論、《痛い》なんざぁ、一言も発しておらず、精一杯普通に歩いたつもりではあるが。。
よう、見とる。
どっちが親なんだか・・・

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「なぁ、なぁ?なかなか、やると思えへん?」
『はぁ~??』
そんな会話中(笑

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浦内川船着場に到着。
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港へむかうバスが来るのは1時間半後。

気がつきゃ私たちは

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子午線の上に立っておりました。スゲー!!!
(地球の赤道に直角に交差するように南極を結ぶ線)
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ホテルを出てから6時間が過ぎた。
しかし、そんなどえらいパワースポットでバスを待ちながらまだまだ親子の冒険はつづくのである。

だって今回の旅では父親になる。と決めたから。

ゆけゆけ。川口探検隊。(ヒツコイ

つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-03 05:39 | 日常
今日の朝は早い。
窓の外は小雨。
テンション下がり気味の息子をたたき起こして朝食のバイキングへ。

パン、コーヒー、サラダ、おかずとフルーツ、そんな私の前には
ご飯、味噌汁、佃煮、煮物、焼き魚のシブ~イ息子の朝食が(笑

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満腹になったら、パパっと着替えてカッパを購入して港へ向かう。
石垣島の大原港~西表島の小浜港まで高速船で40分。

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黒島、竹富島を横目に見ながら、舟は荒々しく波しぶきをあげスピードを上げる。

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(竹富島)

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そういえば、小さい頃、何処へ行ったのかは覚えてないけど、こんな感じの揺れる船に乗せられて、波しぶきが間近に見えて、怖くて泣いてたことがあった。
そんな私に父は笑いながら、立ち上がって船を揺さぶるようなしぐさをし、さらに私を泣かせた事があった。
何十年ぶりだろう・・こんな記憶があったなんて・・・

あの時、父はどんな思いで私をからかってたのだろう・・
胸の奥がキュンとする。

この子もいつか、この旅を、そういや、おかんと二人で行ったな~って思い出すんかな?
その時、私は生きてるんかな?って思いながら、海を見つめる息子の後姿を眺めてた。

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降り立ったのは西表島小浜港。
そこからさらにバスを使って1時間移動。

見渡す限り畑!!!
時々、うし。やぎ。海。
そして南国の花。

このバスだってのんびり走る。
バス内には、動物との接触事故が増えています。
ゆっくり走ろう。
西表山猫を絶滅の危機から救おう!と書いたポスターが貼ってあった。

このスピードはおじい、おばあだけの話やなかったんや。
自然と共存するためには、人間主義じゃアカンのや。

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そんな話を息子としながら、良くも悪くも人間が犯してしまった自然への冒涜を考えた。

ついたのはここ。
沖縄最大の川。マングローブが群生する川。浦内川。

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ここからさらに船で30分かけて川を渡ります。

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聖なる紫の花。とかいて
聖紫花(せいしか)沖縄の西表のしかもこの浦内川にしか咲かない花。
幻の花。とも言うらしい。

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写真なんかじゃ伝えられないけど、淡水と海水の交じり合う、このジャングルのような川。
水深は15メートル。生息する魚は400種類だそう。

さらに奥へ進むと、完全な淡水となり、マングローブは姿を消す。
ここら辺には、人間の成人の腕くらいの太さの2メートルにもなる、うなぎがみかけられるらしい。
まさにジャングル・・

そしてここで降ろされ、2時間後に迎えに来ます。
と、船はそそくさと帰っていった。

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実はこの船も、偶然貸切。=これから始まるトレッキングも私たち親子だけなのだ。

雨上がり、長靴をはいて、二人だけのジャングルトレッキングが始まった。
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気分はまるで川口ひろし♪

つづく・・・
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by swingyuu | 2013-04-01 16:54 | 日常
その後ホテルにチェックインして部屋に入ると、ベランダには真っ青な海が広がってました。
時間が遅いことと、曇り空も手伝って、本来の輝きには程遠いけれど、それでも美しい海。

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夜の予定に向けて早速食事。
ホテルの手配ミスで夕食が指定時刻に食べれず、でも、その時間まで待ってたら、夜の予定がポシャッテしまうため、せっかくやし「石垣牛でも食べるか!」

って事で、焼肉やさんへ。

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食事を終えて、夜のビーチを散歩。

ホテルのロビーでは、映画「カクテル」なみのジャグリングのカクテルショーが行われていた。

♪ヒッピーヒッピーシェイク♪ や ♪ココモ♪にのせて華麗に舞うカクテルの瓶。

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(動画とってたら、こんな写真しかとれなかった・・)

程なくして、港からお迎えの車がやってきた。

これからヨットで夜の海に出て星を見る。というツアーに参加。
その名も「ティンガーラクルーズ」(天の川クルージング)

真っ黒にひやけしたイケメンのお兄ちゃんが、運転手兼、船長。
港へ向かう車は、時速20キロ・・・

運転手のお兄ちゃんが話しかけてきた。

「大阪で時速20キロは考えられないでしょう?」と。

『うん・・ってか、事故起こすかも?』

「僕、実は2年前に東京からこっちに越してきたんですけど、最初はこのスピードにイライラしましたけど、慣れるもんですよ^^」

『どうして東京から移り住んだんですか?』

「海が好きだからです」

『それだけの理由で?』

「ええ。十分な理由ですよ。こんなに美しい海はないですから」

『勇気いったでしょ?』

「決心するまではねぇ。でも住めば都ですよ。この街にも24時間のスーパーもあるし、コンビにもある。贅沢さえ考えなければ、普通に暮らせます。昼はダイビングのインストラクターして、夜はこうして船を運転するんです。春の石垣は雨が多くて、ここ数日は天気も良くないけど、島本来の姿は観光では見れないので、そういう意味じゃラッキーじゃないですか?」と。

「島には東京や大阪のように、交通機関が発達してないでしょ。
だから移動は車が基本。70にも80にもなった、おじいやおばあが運転してるんです。
だから、時速20キロの車も珍しくない。
ただ、終電がないから、飲み始めたら誰も席を立たない。毎日グデングデン」

って笑ってる。

程なくして港に到着。
1組の親子ずれと、おじさま、おばさまの4人組と、新婚さんっぽいカップルと、私たち親子。

「ポイントまでゆっくりクルージングします。船のデッキに寝転ぶなり、座るなりして空を見あげてください」

生憎の曇り空で、本来万点の輝きをたたえるはずの南の空は、分厚い雲に覆われたまま。
でも、海原の中で風にあたりながらデッキに寝転ぶ。
それだけでも満足。

ポイントに着いたとき、空が一気に明るくなった。
分厚い雲をかき分けて、デッカイお月さんが顔を出した。

満月・・やったんや・・
満月が海を照らし、優しい光で包み込む。
波の音。
髪をなでる潮風。
船の揺らぎ。

まるで天国のよう。
今の季節なら深夜2時半。
6月ならちょうど、このクルージングの時間に南十字星がみえるらしい。

でも、微塵も残念な気持ちになれないのは、何故だろう・・

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暖かいお酒や、ドリンクの振る舞いが行われ、私はコーヒー。息子は紅茶を片手に、黙って自然に身をゆだねた。

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灯台と満月と水平線。

そうこうしてるうちに、目が慣れてきたのか、いくつかの星が見え出した。

綺麗・・・

やく1時間半のクルージングを終え、船は港へとむかう。

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港の明かりが近づいてくる。

現実離れした時間から目が覚めていく。

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ロマンティックムード全開のカップル・・

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お父さんの背中がやたらに印象的だった親子連れ。

二度とこんなシュチュエーションで見る事はないであろう、息子の横顔。
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きっと、一生忘れない。

つづく・・・
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by swingyuu | 2013-03-30 17:48 | 日常